
本記事では WordPress バックアップ用のプラグイン、UpdraftPlus の使い方を解説します。
なお、UpdraftPlus はインストールしてある前提です。
インストールがまだの方は、こちらを参考に、インストールしてください。
内容は次の通りです。
まず、保存先を設定方法を解説します。
そして、その保存先にバックアップを作成する方法を解説します。
バックアップの方法は、手動と自動の2種類を扱います。
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次
UpdraftPlusの使い方:バックアップ先の指定(Google Drive)
最初に、WordPressで使用しているファイルを、どこにバックアップするか指定します。
今回は、Google Drive をバックアップ先に指定する場合を扱います。
UpdraftPlusの設定を開く
まず、UpdraftPlus の設定画面を開きます。
「ダッシュボード」の「プラグイン」をクリックし、プラグインを一覧表示します。
そして、「UpdraftPlus - Backup/Restore」 の「設定」をクリックしましょう。

バックアップ先の指定
UpdraftPlusの設定画面が表示されます。
「設定」タブをクリックし、次の手順に従い、Google Drive をバックアップ先とします。

「保存先を選択」で Google Driveを選ぶ
「保存先を選択」で「Google Drive」をクリックします。
変更を保存
一度、一番下までスクロールし、「変更を保存」をクリックします。
Google Drive アカウントへのアクセスを許可
以上の手順で、バックアップ先に Google Drive を指定できました。
次は、Google Drive のアクセスを許可しましょう。
認証用リンクをクリック
以下のような認証用リンクが表示されますので、クリックしてください。
" Follow this link to authorize access to your Google Drive account (you will not be able to backup to Google Drive without it). "
意味は、「あなたのGoogle Driveへのアクセスを許可するため、このリンクをたどってください(これを行わずにGoogle Drive にバックアップすることは出来ません)。」といったところです。
あるいは、「Google で認証」の項目にある、次のリンクをクリックします。
「下にある「変更を保存」をクリックした後でここに戻り、このリンクに従って Google Drive での認証を完了してください。」
Google アカウントへログイン
認証リンクをクリックすると、Google アカウントへのログイン画面が表示されます。
利用したい Google Drive のアカウントでログインしましょう。

UpdraftPlus に Google Drive へのアクセスを許可
ログインすると、アクセス許可を求められます。
「許可」をクリックし、UpdrafrPlus が Google Drive へアクセスすることを許可します。

UpdraftPlusの設定ページへ
すると、以下のページが表示されます。
ページ下部の「Complete setup(セットアップ完了)」をクリックします。

認証完了
以上で、認証作業は完了です。
上手く行けば、「成功:Google Drive アカウントを認証しました」と表示されます。

なお、バックアップでは、Google Drive に「UpdraftPlus」というフォルダが作られます。
そして、そのフォルダへ WordPress のファイルがバックアップされます。
UpdraftPlusの使い方:手動バックアップ
バックアップの保存先を設定したら、早速バックアップしてみましょう。
まずは、手動によるバックアップの手順を解説します。

「バックアップ/復元」を開く
UpdraftPlus の設定画面にある「バックアップ/復元」タブをクリックします。
「今すぐバックアップ」をクリック
「今すぐバックアップ」のボタンがあるので、それをクリックします。
すると、以下のようなポップアップが出ます。
基本的に、何も変更せず、上3つにチェックが付いた状態で続行すれば大丈夫です。
「今すぐバックアップ」をクリックしましょう。

バックアップ完了
以上の操作で、バックアップが開始されます。
バックアップが完了したら、「最後のログメッセージ」に成功したことが表示されます。
また、「既存のバックアップ」の部分で、保存したバックアップも確認できます。
UpdraftPlusの使い方:自動バックアップ
次に、自動でバックアップを保存する方法を説明します。
いちいち手動でバックアップを取るのは面倒だと思います。
ですので、自動バックアップのスケジュールを設定しておきましょう。

「設定」タブを開く
UpdraftPlusの設定画面にある「設定」タブをクリックします。
基本的には、以下の2箇所だけ設定しておけば問題ないでしょう。
ファイルバックアップのスケジュールを設定
ここでは、ファイル(画像・テーマ・プラグイン)のバックアップをスケジュールします。
設定できるのは、以下の2項目です。
バックアップの頻度
どのくらいの間隔でバックアップするかを設定します。
私は「毎日」に設定しています。
残しておくバックアップの数
バックアップはいくつも作ると容量を圧迫します。
ですので、古いものは自動的に消えていきます。
私は、新しい方から2つ残す設定にしています。
データベースバックアップのスケジュールを設定
ここでは、データベース(投稿記事など)のバックアップをスケジュールします。
ファイルのバックアップと同じく、バックアップ頻度と保存数を選びましょう。
「変更を保存」をクリック
最後に、スケジュールの設定が完了したら、「変更を保存」をクリックします。
これで、自動的にバックアップを保存してくれます。
終わりに
以上、WordPress バックアップ用のプラグイン、UpdraftPlus の使い方でした。
WordPress のアップデート前やプラグインの導入前など、バックアップの機会は多いです。
UpdraftPlus で手軽にバックアップできる体制を整え、万が一に備えたいですね。