
どうしても行動できないことってありますよね。
行動したいと思ってはいる。
でも、どうしても行動できない。
これはとても苦しい状況だと思います。
私も、完璧主義的な性格なので、行動できないつらさはよく分かります。
そこで、本記事では、行動できない理由と解決策をお伝えしたいと思います。
私の経験的に、行動できないときは、次の2パターンに当てはまることが多いです。
- やることが分かっていない
- やることが分かっているが、やるのが怖い
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
目次
行動できない理由1:やることが分かっていない
まず、そもそもやることが具体的に分かっていないパターンです。
頭では「行動しなきゃ」と思っています。
そして、行動する気もあります。
でも、何から手を付けていいか分からないので行動できないわけです。
この場合は、次のようにすると、行動できるようになります。
【解決策-手順1】何をする必要があるのかを書き出す。
やるべきことが分からなければ、最初に取り組むべきことは「やることの把握」です。
必要となるであろう具体的な作業を、片っ端からリストアップします。
具体的な作業が思いつかない場合は、ネット等で調べましょう。
【解決策-手順2】実行する手順のリストにする
次に、書き出したタスクを、実行する順番に並び替えます。
実行する手順のリストを作成するわけですね。
リスト化した段階では、細かい作業がわからないものもあるかもしれません。
そのような場合は、差し当たりは保留にしておけば良いでしょう。
それよりも、最初に手を付ける作業を、できるだけ具体化することが大事です。
【解決策-手順3】リストを上から順にこなす
最後に、リストを見ながら、実行すべきタスクを順に処理します。
もちろん、実行していると、途中で手が止まることがあるでしょう。
その場合は、そこで再び計画を立てます。
進めるための情報が不足していれば、必要な情報を調べて集めましょう。
- 大まかな計画を立てる。
- 直近で着手するタスクをより具体化する。
- タスクを実行する。
- 途中で止まったら、必要な情報を集める。
- そしてまた計画する。(=1に戻る)
この繰り返しで、行動できない状態を脱することができます。
行動できない理由2:行動するのが怖い
次のパターンは、やることは分かっているが、やるのが怖いパターンです。
心理的な抵抗がある、という感じでしょうか。
この場合は、無理やり進めようとしても、途中で手が止まることが多いです。
ですので、まず、自分が何を恐れているのか、理解することが大事です。
以下に、実際に私がよく経験した例を2つ示しておきます。
例1:時間を無駄にしたらどうしよう
例えば、私の場合、ネットビジネスをやり始めるのを長い間ためらっていました。
理由は「長期間やっても結果が出ず、時間を無駄にする」ことが怖かったためです。
実際に、ブログの場合、記事を書き続けても、数ヶ月はアクセスが来ません。
そうすると、今までやってきたことは意味がなかったのではないかと感じます。
でも、やったらやったで得られるものがあるのも事実なんですよね。
実際に、記事を書くための操作や、書き方のコツなど、やる中で分かることも多いです。
知識が、やっていく中で得た経験と、上手くつながるんですよね。
問題は、やり始める段階で、失うものは見えても、得られるものが見えにくいことです。
だから、意識的に「行動したら本当に失うだけなのか?」と自問してみると良いでしょう。
そうすれば、行動して得られるものに気がつけます。
同時に、行動しないことで、それらを得る機会を失うことも分かるはずです
例2:全て分かってからやりたい(完璧主義)
「分からないのが不安だから、完璧に分かってからやろう。」
いわゆる完璧主義的な考えも、行動できない方に多いのではないでしょうか。
私も、割と完璧主義的なところがあります。
ですので、こういう場合の思考回路は何となく想像がつきます。
私の場合、自分が最善を尽くせなかった結果が悪いと、嫌な気分になります。
「完璧に準備しておけば、こんな結果にはならなかったはずなのに。」
そうやって後悔するのを恐れるために、「全部やってから」と思うのでしょう。
この場合、私なりの解決策は、「まだ準備段階」と考える、というものです。
これはどういうことか、もう少し詳しく説明します。
例えば、月に100万円を稼ぐ、という目標があるとしましょう。
完璧主義の場合、月収100万円までの全貌が見えないと、行動に移りません。
それは、「行動している最中は、既に本番だ」という意識が強すぎるからです。
手を動かさずに、調べれば済む段階が「準備」。
実際に、行動に移す段階は「本番」。
だから、行動に移った後の結果は、全て本番の結果。
そこで出てきた悪い結果は全て失敗。
失敗することは許されない。
こういう風に捉えてしまうと、すごくプレッシャーがかかりますよね。
だから、自分の思った結果が出るまでは、全て「準備」だと思うことにしています。
そうすれば、実際に動く中で得られた結果も、失敗ではなくなります。
「こうすれば、こういう結果が出る」という一種のデータになります。
「今はまだ、データ集めのために実験していたに過ぎない。」
「今後の方向性を探るために、必要なデータを集めていただけだ。」
そう考えるんです。
そして、良い結果が出たときには、それが本番だったと思えば良いんです。
(もちろん、上手く行った要因は分析すべきですが。)
私は、完璧主義そのものをやめる必要はないと思っています。
実際に、緻密で、完成度の高い仕事ができるのは、完璧主義の良さでもあります。
この完璧主義の考え方はそのままに、「本番」の捉え方を変えてみましょう。
そうすれば、少し気楽になり、「行動できない」状態から抜けやすくなります。
終わりに:行動できない理由を理解して動き出そう
以上、行動できない理由と解決策を、私の経験を踏まえて解説しました。
どうしても行動できない状態は、人によってはかなり苦しいものです。
行動できない状態から脱するには、まずは、自分の現状を理解しましょう。
そして、自分にできる小さいことからで構わないので、ぜひ行動してみてください。