
この記事では、「ラッコキーワード」の使い方を解説します(解説はこちら)。
ブログ等のキーワード選定に使えるツールで、私もよく利用しています。
この記事を読んで、ぜひ使えるようにしましょう。
目次
ラッコキーワードとは
ラッコキーワードとは、検索される頻度の高いキーワードを一括取得できるツールです。
このツールを使うことで、キーワード選定を効率よく行えます。
ただし、検索ボリューム(検索数)は知ることができません。
検索ボリュームを知りたい方は、Googleキーワードプランナー等を併用しましょう。
(キーワードプランナーの使い方はこちらの記事を参照。)
ラッコキーワード(ラッコID)への登録
ラッコキーワードを使用する場合、ラッコIDに登録しておくと便利です。
未登録だと検索回数が20回までですが、登録すると何回でも検索できるようになります。
登録方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
ラッコキーワードの使い方
登録を終えたら、ラッコキーワードを使ってみましょう。
基本的な使い方は、次の通りです。
では、詳細に移ります。
トップページへアクセス
まず、ラッコキーワードのトップページへアクセスします。
アクセスすると、次のような画面が出てきます。

キーワードを入力して検索
トップページの検索窓にキーワードを入力します(例:ブログ)。
そして、検索窓の右横にある検索ボタンをクリックします。

検索結果の見方
検索ボタンを押すと、キーワードが一覧表示されます。

また、左側のメニューから、次の4パターンに表示形式を切り替えられます。

検索結果で表示されたキーワード一覧は、そのままコピーできます。
また、CSVと呼ばれるファイル形式でのダウンロードもできます。

サジェストを見る(よく使う)
「サジェストを見る」では、各検索エンジンで提案(suggest)されるキーワードを見れます。
(このキーワードをサジェストキーワードといいます。)
検索結果の中で、最も参照する機会が多いですね。
調査対象となる検索エンジンは、次の通りです。
- Google :広く使用されている検索エンジンです。
- Bing :使用者の年齢層が高い検索エンジンです。
- YouTube :YouTube動画の検索エンジンです。
- Google動画 :Googleの動画検索の検索エンジンです。
- Amazon :Amazonの検索エンジンです。
- 楽天 :楽天の検索エンジンです。
- Googleショッピング :Googleの価格検索サービスの検索エンジンです。
- Google画像 :Googleの画像検索の検索エンジンです。
結果は、次のような見出しとともに表示されます。
「(キーワード)」の見出し
そのキーワードのみを打ち込んだ場合のサジェストキーワードが表示されます。
(以前は「プレーン」と表示されていたようです。)

「(キーワード)+(文字)」の見出し
キーワードの後に、その文字を打ち込んだ場合のサジェストキーワードが表示されます。

キーワードの右側にあるマークの意味は次の通りです。
- 左側:そのキーワードをラッコキーワードで検索(検索結果は新しいタブで表示)
- 右側:そのキーワードをGoogleで検索(検索結果は新しいタブで表示)

検索エンジンを切り替えたいときは、上部に並んだボタンを押しましょう。

マルチサジェストでは、全検索エンジンの「(キーワード)」部分を一括表示できます。

Q&Aを見る
以下の2つのQ&Aサイト(質問サイト)の質問タイトルが一覧表示されます。
- Yahoo! 知恵袋
- 教えて! goo

Google トレンドを見る
この項目では、Googleトレンドのデータを基に、検索の傾向が表示されます。
ちなみに、Googleトレンドとは、検索のトレンドをチェックできるサイトです。
この項目を見れば、どの時期に多く検索されているか等が分かります。

周辺語・連想語を見る
入力したキーワードの周辺語・連想語を見ることが出来ます。
関連する記事のネタ等の参考にできますね。

2020年10月14日に新機能として追加されたようです。
■周辺語
週2回更新される最新の単語を含む辞書データとwikipediaの記事情報を基に機械学習を行い、関連性が高いと判断された単語を順に最大50件表示しています。■連想語
出典:ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
wikipedia記事(キーワード)から、関連度の高い順にの最大50件表示しています。
類語・同義語を見る
入力したキーワードの類語・同義語が表示されます。
入力したキーワードを、別の表現に言い換えるのに便利です。

2020年10月16日に実装されたばかりで、ヒット数はまだ少ないです。
今後に期待ですね。
■類語・同義語機能の実装
出典:ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
検索キーワードに対する類語と同義語を表示する機能を追加しました。
キーワード検索後のサイドバーで「類語・同義語を見る」を選択していただきますと、ご確認いただけます。
キーワードの取得(コピー・CSV出力)
一覧表示したキーワードは、コピー及びCSV形式での出力が可能です。
画面の右上にあるボタンから、キーワードを取得しましょう。

取得したキーワードをキーワードプランナーに貼り付ければ、検索数も分かります。
終わりに
以上、キーワード選定に使えるツール、「ラッコキーワード」の使い方を解説しました。
たくさんの機能がありますが、一度に覚える必要はありません。
色んなキーワードを調べながら、理解を深めてみて下さい。
キーワード選定の全体的な流れ知りたい方は、以下が参考になります。