
真面目すぎる性格を変えたいと思っていませんか。
私も、よく周囲の人から「真面目すぎる」と言われます。
過去には、性格を変えようと、色々と取り組んでみました。
しかし、今になって思うのは、その必要はないということです。
本記事では、真面目すぎる性格を変える必要がない理由を解説します。
目次
真面目すぎる性格を変える必要がない理由
真面目すぎる性格を変えたいと思う理由は、何かの問題を解決したいからでしょう。
ですので、その問題が解決できるなら、性格を変えることにこだわる必要はありません。
例えば、次のような問題を抱えてはいませんか。
- 真面目すぎるために他人から堅苦しいと思われ、親しくなれない。
- 本当は楽しみたい場面でも、真面目に振る舞ってしまい楽しめない。
- 必要以上に考え込んでしまい、疲れてしまう。
私は、こういう問題に悩んで、性格を変えたいとよく思っていました。
でも、もし性格を変えることができても、問題が解決しなかったらどうでしょう。
- 急に雰囲気が変わったことで、他人に敬遠される。
- 無理に明るく振る舞っているが、実際は余り楽しくない。
- 考えないようにしているが、かえって心配になってくる。
せっかく、頑張って性格を変えたのに、一向に状況が良くならない。
そんなくらいだったら、真面目な性格のままで良かったと思うでしょう。
問題を解決できるなら、真面目な性格のままでも良いのです。
真面目すぎる性格と上手く付き合うには
経験的に、自分の性格ってなかなか変わりにくいと感じます。
真面目な性格を変えようとするほど、自己否定に陥るんですよね。
ですので、今の真面目な性格を生かす方が得策だと思います。
あなたの真面目すぎる性格と上手く付き合うには、次の2つを意識してみましょう。
真面目すぎる性格の長所・短所を理解する
まず、1つ目ですが、真面目な性格の長所・短所を理解することです。
真面目な性格の長所
本来、真面目という言葉は、「真剣」「誠実」といった肯定的な意味を持ちます。
1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「真面目な顔」「真面目に話をする」
2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「真面目な人柄」「真面目に暮らす」
出典:真面目(まじめ)の意味 - goo国語辞書
真面目な態度は、人から信頼されるには大事です。
コミュニケーションを取る上でも、信頼関係は重要ですしね。
真面目な性格は、むしろ誇っても良いくらいだと思います。
世の中には、「もっと真面目になりたい」と悩んでいる人だっていますから。
真面目な性格の短所
一方、困り顔で「真面目だね」と言われる場合の意味は、少し否定的なように思います。
例えば、次のような意味ではないでしょうか。
- 堅苦しい
- 生真面目
- 融通がきかない
- 慇懃無礼(いんぎんぶれい)
真面目すぎる性格は、このように否定的に見られることもあります。
真面目な性格を嫌う人もいると認識する
このように、真面目な性格は長短あります。
そして、あなたに「真面目だね」と嫌味を言う人は、短所に目が行くのでしょう。
人には好き嫌いがあります。
真面目な性格を嫌う人もいるのだと思うと、少しは心が軽くなるでしょう。
これは憶測ですが、彼らは真面目な人との接し方が分からないのだと思います。
- いつも形式張ったやりとりで、信用されていないと感じる。
- 自分の冗談が通じないので楽しくない。
- 発想が常識的すぎて面白くない。
あなたに合わせて、真面目に接すれば良いのにと思うんですけどね。
真面目な人でも、時間をかければ、そのうち打ち解けられるでしょうし。
確かに、お互いに寄り添う努力は必要です。
でも、真面目な性格を否定して、自分に合わせるよう強いるのは違うと思います。
例えば、「真面目な性格を直した方が良い」と言ってくる人がいると思います。
でも、その真意は、恐らくこうではないでしょうか。
「(その人にとって都合が良いから)真面目な性格を直した方が良い。」
要するに、自分の意見を一般論のように表現しているということです。
その人にとっては良いことかもしれませんが、あなたにとっても良いとは限りません。
「真面目な人の方が接しやすい」という人だっています。
ですから、彼らの発言を真に受けて、性格を変えようと考える必要はありません。
「真面目な性格を嫌う人も世の中にはいる」くらいに思っておきましょう。
無理をしすぎても、疲れてしまいますからね。
関連記事
受け入れてくれる人と過ごす
真面目な性格を嫌う人もいれば、受け入れてくれる人もいます。
あなたの真面目さを受け入れてくれる人たちと過ごすと、心地よく過ごせるでしょう。
私は、真面目な性格でも認めてくれる人達と出会って、そう思うようになりました。
昔は、真面目すぎる性格に対して、とやかく小言を言われて悩んだものです。
でも、ある時、所属が変わって、付き合う人も変わったんですね。
そうしたら、特に性格を変えたわけでもないのに、何も言われなくなったんですよ。
きっと、その人達は、真面目な性格でも気にならなかったのでしょう。
あなたは、普段の経験から、自分は真面目すぎると思っているかもしれません。
けれども、人によっては、面白い、楽しいと言ってくれることもあります。
私も、社交的だとか気さくだとか言われたことがあります。
そんなことは思ってもみなかったんですけどね。
でも、人の目には、確かにそのように映っていたのでしょう。
それに、あなたも、家族や親友などには、また違った顔を見せると思います。
同じ人でも、様々な側面を持っているものなんです。
ですので、真面目なところしかないと思い詰める必要はありません。
真面目な性格を気に入ってくれる人もいます。
また、真面目な部分以外の魅力を見出してくれる人もいます。
そういう人たちと関わることに力を入れてみましょう。
その方が、真面目すぎる性格を直す努力より、有意義だと思いますよ。
終わりに
以上、真面目すぎる性格を変える必要がない理由についてお話しました。
どんな性格も、見方を変えれば、良いとも悪いとも捉えられます。
あなたが真面目すぎる性格でも、特に変える必要はありません。
変える努力をするより、生かす努力をした方が、効率的だと思います。
自分も、よく真面目すぎると言われてきました。
でも、その分、人には頼ってもらえることも多かったです。
また、真面目に作業をこなせるのは、ビジネスの準備にも生きています。
あなたもぜひ、ご自分の真面目さを生かしてみてくださいね。